薬剤師求人事情の今後

先行き不透明な日本の経済状況や薬学部の6年制への移行、登録販売者制度の開始や薬科大学の新設による薬学部学生の著しい増加など、薬剤師を取り巻く環境は日々変化を続けています。特にこの数年の状況の変化は大きく、薬剤師の就職・転職を取り巻く環境も変化していくと考えられています。

特に、今後の薬剤師数の増加による需要と供給のバランスの変化は、薬剤師の就職・転職に大きな影響を与えると予測されています。現在、国内の薬剤師数は慢性的な不足状態となっており、売り手市場の状態となっています。しかし、今後は薬剤師数の増加にしたがって、薬剤師の供給が需要を上回り、買い手市場へ移行していくとみられています。
薬剤師 パート 求人

こういった厳しい状況が予測されている状況において、今、薬剤師が行うべきことは自分の能力やスキルを高め、どんな国内情勢になろうとも「必要とされる人材」となる努力を続けることだと言えるでしょう。現在、薬剤師の給与相場は、調剤薬局勤務で年収400万円程度、管理薬剤師で600万円程度といわれています。

しかし、今後この年収・ポストすらキープするのが難しい時代が来るかもしれない、といった危機感を持つことが重要となるかもしれません。 とはいえ「今後、過剰供給によって薬剤師が余ってしまう」という見方がある一方で、ある分野において需要が伸び、薬剤師過多になることはないという考えもあります。

高齢化が進む日本において、在宅医療における薬剤師のニーズが高まるという見方や、ISP細胞の研究が進むにつれて、創薬分野で薬剤師の需要が増えるといった予想も立てられており、病院や調剤薬局以外の場所で、薬剤師の活躍の場が大きく広がる可能性もあります。

実際、調剤薬局やドラックストアの中には、病院と連携をとりながら在宅医療分野に進出を始めているところもあり、今までにない経営形態を形作りつつあります。その中で、薬剤師の新たな雇用創出もなされているのも事実です。

このように、様々な未来が予測されている薬剤師の今後ですが、いずれにしても求められるのは「優れた人材」に他なりません。日本がどのような状況になろうとも、自分の職を守れる薬剤師となれるよう、日頃から自己研鑽を続けていくことが重要だと言えるでしょう。

このページの先頭へ